熊本県人の気質を表す言葉に「肥後モッコス」という言葉がある。頑固一徹な男を意味していて、「津軽じょっぱり」「土佐いごっそう」と合わせて日本三大頑固の一つと言われているらしい。日本三大●●というのは怪しいものばかりだけれど•••
熊本出身の有名人•••野球の川上哲治、政治評論家の細川隆元•隆一郎、俳優の財津一郎、かつて私も話を伺いに訪ねた有機農の谷口巳三郎さん、そして我が故郷の「表」の偉人•細菌学者の北里柴三郎博士や「裏」の偉人•ダム反対運動の室原知幸氏等もきっと「モッコス」だったに違いない。
その一方、熊本の女性の気質を形容した言葉は何?
•••おてもやん?
「一億総白痴化 」「駅弁大学」「恐妻」など数多くの言い得て妙な造語をあみだした大宅壮一は「肥後の猛婦」と呼んだ。
「東男に京女」や「男は度胸、女は愛嬌」といえば、「陰と陽」相補い合う関係性を感じるが、「肥後モッコス」と「肥後の猛婦」の組み合わせじゃ「陽」と「陽」で反発し、さぞかし熊本県は、強烈バトルの夫婦喧嘩が絶えないだろうなんてイメージを浮かべる人達も出てくるかも知れない•••。
しかし、「立ててナンボ」の男の性質を熟知した賢い熊本の女性は表では立てて、裏ではシカと牛耳り、掌の上で転がしているケースも多いように見かける。(笑)
さて、昨夜は、日系ペルー人のHaydee Taniguchiさんと会食。今年5月に出会った時に、私の親友のペルー人Danny Alvaradoと仲良しということでご縁を感じ、今回で3度目の歓談。
その彼女が、なんと「肥後の猛婦」の代名詞でもある熊本は益城町出身の教育者•矢嶋楫子(やじま かじこ)の映画「われ弱ければ」を観てきて感動したという話をしてくれ、その後、その原作者である三浦綾子が書いた本で私の大好きな「塩狩峠」の話などをして、今はメキシコに住む共通の友人Dannyに、2人でビデオメッセージを送ることに。
今朝、女子学院卒の旧友からメールがあったのは何かのオラクルだったのだろうか?
はてさて、一緒に遊んでいる頃は自由人気質のモテモテ野郎だったDannyも今頃、日本人の奥さんに牛耳られているのだろうか?
彼のクシャミが太平洋を超えて聞こえてくる•••
#男女の陰陽 #陰陽 #男と女の間には #肥後モッコス #矢嶋楫子 #大宅壮一 #北里柴三郎 #室原知幸