オーガニック

空気を食べる〜呼吸と建築の大切さ

昨日は、小国町でスポーツジム「身遊」を経営している松田恭弥さんに「呼吸と筋肉」について学び、ランチは小国町で建築事務所「たねもしかけも」を主宰している川嵜義彦さん親子と我が家で会食しながら「インドの伝統建築」について興味深い話を伺う。

お二人との「呼吸」と「建築」の対話で、エコ建築の第一人者である一級建築士の相根昭典さんがTAO塾に遊びに来てくれた時に教えてくれた話を思い出した。

彼から、福岡大学免疫学研究室の面白い研究データを見せてもらったのだ。一生涯で体内に摂取する物質を重量比で比較すると80%が呼吸によるもので、うち60%は室内の空気を吸引しているという統計データ。

食料飲料は両方合わせてもわずかに15%程度。その数字差をみれば、健康のために、室内の空気に注意を払うことの重要さは一目瞭然。いくら食にこだわっても高が知れているとも言えるのだ。

化学物質を含んだ建材や接着剤、塗料、防腐剤などを多用した住宅は有害物質が空気中に放散されている。

頭がくらくらする、しんどい、アトピー症状が悪化する、鼻血が出るなどといったシックハウス症候群や香害に悩む人も多い。

相根さんとの対話の中で、これからは、食だけでなく、住環境を含めた衣食住すべてにわたってのトータルライフを見つめていく姿勢が大切だと痛感。

その後、小国ウッディ協同組合の児玉三仁さんと一緒に、ユニークな木の家づくりを展開する大阪のKJワークス株式会社で小国町の木と食について講演をさせてもらう流れに♬

そして、10年前のTAO retreat & cafeの建築では小国町森林組合の参事をしている同級生の穴井喜一郎君に相談して建築材は全て地元小国杉を使い、エコビレッジも手がける建築家の植本阿良樹さんに設計を依頼、化学物質過敏症の人でも宿泊できる建築用品を使用。

先週、食についてのZoom講演をさせてもらったが、その中で広義の「食」について話させてもらった。「土」の食べ方!「光」の食べ方!「振動」の食べ方!そして「空気」の食べ方!

見方が変われば世界は変わる♬
ミクロなマクロ微を超えマクロなマクロ美の世界へ!

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