コロナからのメッセージ

筑後川の故郷からダムとワクチンを想う

【筑後川の故郷からダムとワクチンを想う】

朝、まだ温かい湯たんぽの湯で洗面。火鉢に火を入れる。昨夜遅くまで話した中島デコさんと元スタッフの人たちと一緒に朝食。

菊池産自然栽培の玄米ご飯に、阿蘇の地熱蒸気で作った味噌汁、TAO食育菜園の菊芋、樹上完熟梅干、小国大根の切り干し、大分姫島の幻のヒジキ、信州諏訪に住む我が師匠の奥様が贈ってくれたリンゴのコンポート。

食卓を共にしながら、私たちの日々の食のあり方が、地球環境問題の大きな根っこであることを語り合う。食生活の問い直しなき環境活動は徒労の根無草に他ならない!

20の私」というコミュニケーションツールを使って交流していると、なんと昨日が誕生日の人が!急遽、習いたてのウクレレを弾いて皆でHappy birthday to youを皆で合唱♬

デコさん一行が旅立つ前に、筑後川の源流、南小国の名水「立岩水源」に案内。湧出量1380トンの豊かな水を飲み、ボトルに入れて持って帰ってもらう。硬度26 mg/Lの超軟水の天然水で炊いたご飯は本当に美味い!

先日、溝口隼平さんと初めてお会いして熱のある興味深い話を聞かせてもらったが、球磨川ほどの被害はなかったものの筑後川は昔から、「板東太郎(利根川)、筑紫次郎(筑後川)、四国三郎(吉野川)」日本三大暴れ川と称される川。

表大なれば裏大!川は生命に豊かな恵みをもたらすと共に、大きな禍いももたらす。地球温暖化の影響とされる豪雨はこれからも続くことだろう。

一見強固に見えるコンクリートのダムも、最新医療技術の遺伝子ワクチンも、決して切り札ではないことは心しておかねばならない。