朝から南阿蘇へ向かう。2016年4月16日、熊本地震の本震で崩落した阿蘇大橋。対岸から当時のままのアスファルトの路面や、折れ曲がり、引きちぎられた鋼材を見ながら手を合わせる。
橋のそばにあった食堂で、朗読家の渡辺祥子さんと一緒に画家の大野勝彦先生に夕食をご馳走してもらった日が思い出されたがその店も今はもうない。
その後、TAO塾卒業生がドイツに職人留学する前に紹介した「めるころパン」、「ラブランド」、地獄温泉、白川水源などを訪ねる。
そして、上色見熊野座神社初参拝!
苔むした260段の階段、100基を超える石灯篭は実に幻想的。神社の頂上には、ご神体「穿戸(うげと)岩」といわれる縦横10mの巨大な大風穴!
その後、神社前にある四季見茶家で豆腐料理を満喫。かつて、格闘家の角田信朗さんと、賢人塾の田端俊久さんと3人で会食した日を想い出した。あの時はビックリした。角田さん、油揚げをなんと10枚も豪快にたいらげた!
阿蘇の大和言葉的言霊は、「阿」=原点、「蘇」=蘇生。阿蘇の語源は原点回帰=リトリートに通ず。阿蘇全体そのものが巨大なリトリート装置のようなものだ♪