【おすそわけの地域内循環】
昨日、道の駅で手作り弁当を売っているAさんが「売り残りが出たけん食うて下さい」と山菜御飯を持ってTAO塾にやってきた。
気のおけない関係なので「TAO塾の玄米ぽんせんの売れんやつばってん」と割れてしまったお煎餅のストックをお返しにと手渡す。
今朝、新聞を取りに玄関の戸を開けると、2人の人からと思える野菜が玄関前に置かれている。
母が、それを見て「カブは近所の●●さんからと思う。後で、昨日のオカズの残りのポテトサラダ持っていって!大根は親戚の●●のところやけん、冷蔵庫に入れてる缶ビールば持っていって。」と頼まれる。
かつて、自宅の畑で無農薬で作ったパセリを月謝替わりにTAO塾に3年間通っていた生徒の家庭があった。
自分の持っている何かを無償で提供することで、お互いが豊かになる無理のない関係は気持ちいい。「おすそわけ」には力みがない。
しかし、そこには、何かしら相手のことを思いやる気持ちというものが込められて、応援しあう、支え合う、繋がりを確認にしあう感情の伝達が響き合う。
「頂きます」「ご馳走様」「勿体ない」•••そして「お裾分け」、日本語には意味深い素敵な言葉が沢山ある。
それらの言葉には、目の前に見える直接の人だけでなく、その背景にある目に見えない間接的な沢山の縁ある人達や自然への感謝が含まれている。
TAO塾リンク
●TAO塾メルアド taojuku@me.com