TAO的パラドックス思考

「もらう」より「あげる」喜びの地域の食堂

一昨日の「地域食堂ゆうあい」に続き、昨日はもう一つの地域食堂「和やか食堂」の日。
今回で35回目、今年最後の会食会!

ところが、寒波が押し寄せ、夕方から大雪になるという天気予報で、急遽開催を夜から昼に変更。

自家菜園で育てた野菜を持ってくる人、新米の無農薬米を持ってきてくれる人、自宅で不要になった食器や鍋を寄付してくれる人。

急遽編成された料理班は、漁協から頂いた魚をソテイにし、農家からもらったジャガイモでコロッケを揚げる。

フードバンクや、子ども食堂支援団体から頂いた配布物のほか、今回の目玉は、ドイツに12年間職人留学をしマイスター資格を取った佐藤太地さんがこの日のために作ってくれたパン!子ども達も大喜び♫

医療系、福祉系の人達は時に「何かをしてあげる」ことに重きを置いてしまいがちだが、「何かしてもらうこと」こそ、その人に存在感と生き甲斐、やり甲斐を感じてもらえるということ。

「一翼を担う」「一役買う」「一端をなす」•••こんな言葉があるように、たとえどんな小さな一つのことでも、全体に貢献できる何かの役割を引き受けてもらう。

贈り物を「もらう」事は嬉しい。しかし、「あげる」事はさらに喜びは大きい。子どもでもご年配でも「あげる」側になってもらうことで場が温もりあるものになっていく。

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