一昨日、スリランカで宿泊させて頂いたお寺の僧侶の訃報が届いた。
昨年、一昨年の冬は暖かく美しいスリランカで過ごした。昨年の今頃は仲間達と一緒に「アーユルヴェーダと紛争変容学のスタディツアー」を楽しんだ。
https://youtu.be/mxC5zPqaFtM
また、一昨年スリランカの貧しい小学校で日本文化を伝える授業した後に校長先生と交わした約束を果たしに再び学校を訪ねた。
https://youtu.be/Q1WhpHeZ6zU
次回は、皆を山ばかりではなく、美しい海にも連れて行き、マリンスポーツと新鮮な海産物を満喫する旅の実現に下調べにも行った。
そして、旅の最後にスリランカ第3の都市ゴール近くにある日本山妙法寺にステイ。
https://youtu.be/BcrUQOIzPJ8
ここでは、旅のみちづれである天野朋子さんが、国内外での料理教室、鎌倉の禅寺の接心での典座(料理担当)の経験などを活かして心を込めて料理奉仕。私はアシスタントとして野菜を洗ったり切ったりを担当した。
彼女はマクロビオティック料理の先生だが、その季節、場所、その他与えられた状況に応じて料理をする。その土地土地にある食材を活用し、その家庭家庭の台所にあるものだけという限られた条件にも逆らわず柔軟に対応する。
この時にお会いした方が、今回旅立たれた岩田隆造上人という日本人僧侶。ご高齢ということで毎食部屋まで食事を届けた。
最後の夜は、きっと懐かしく思ってくれることだろうと日本料理を給仕させて頂き、食事の合間にオカリナで「ふるさと」を演奏すると、大変喜んで下さった。
翌朝、私たちが出発する前に、彼から一枚の手紙を頂いた。そこには、「生きていてよかった‼︎ こんなにおいしい御馳走に出会えるとは‼︎」と書かれていた。2人で目頭が熱くなるほど有難い気持ちになった。
阿蘇の山から、心よりご冥福をお祈りします。伝統医療と紛争変容学の接点、これからも探究していくことで遺志を繋いでいきたいと思います。
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