TAO的パラドックス思考

ドーハの悲劇•••

ドーハ• ハマド国際空港内にあるホテルにてシャワー→就寝。

豊かなエネルギー資源で、過去に1人あたりのGDPが世界1位になり「世界で最も裕福な国」と呼ばれたこともあるカタール。

その首都の名はドーハ。カタールの人口の8 割はこのドーハに住んでいると言われる。

その名を聞いて日本人が思い出す馴染み深い出来事はサッカーの「ドーハの悲劇」。

1993年、ドーハで行われサッカーワールドカップ•アメリカ大会アジア最終予選のイラク戦。勝てば初のW杯出場が決まるはずだった日本は、1点リードの最終盤に痛恨の同点ゴールを許した。日本サッカー史に刻まれる痛恨の試合。
翌年の94年、私が欧州無銭旅行をした時も日本人サッカーフリークの界隈では話のタネ、酒のツマミになっていた。

そして、今年のFIFAワールドカップの舞台は、ここカタール!

来月11月20日〜12月18日開催ということで、ドーハ空港も、ホテルも、サッカーワールドカップ一色⚽ ⚽ ⚽

ホテルの入り口にサッカーゴール!
部屋のドアにサッカーボール!

日本ではいまだ東京五輪汚職の解明が続いているが、この地のワールドカップも、関連工事で外国人労働者の死亡事故が多発していることで、フランスの日刊紙が「一切報道しない」と宣言し話題になっている。

カタールの人口のなんと9割は外国人労働者。国民は1割程度にしか過ぎない。天然ガスなど世界有数のエネルギーで得た莫大な利益による恩恵は、わずか1割の国民に集中している。

華々しいスポーツの表の顔の裏にうごめく、政治と経済の構造的暴力が、この地でもチラチラと垣間見れる。

さて、ぐっすり寝れた!散歩でもするか!

#ドーハ #カタール #ドーハ空港 #ハマド空港 #ワールドカップ #構造的暴力 #スポーツと政治