この世の構造

フラードームのペーパークラフトを愉しむ

「手で学ぶ幾何学〜プラトン立体」連続講座第14回。

バックミンスター•フラーのドーム建築で建てられた旧小国町立西里小学校でのイベントで知ったアウトドアブランドTHE NORTH FACEのペーパークラフトに挑戦!

きっかけは、西里小再生を目論むAKARI PROJECTのプロジェクトリーダーの山際春海さんによる田中智之熊大教授と私へのインタビューの収録の際に、ステージに飾られた素敵なフラードーム型の小国杉製キャンドルホルダー。

製作をリードした穴井喜織君に、ノースフェイスの公式HP内に、ドームテント「Geodome 4」 と「2–METER DOME」の実寸比1/30サイズのペーパークラフト展開図を公開されていると聞き、早速生徒達と作ってみたのだった。

●ダウンロードサイトはコチラ
https://goldwin-blog.jp/gdwn_cms/wp-content/uploads/2020/04/PAPER-CRAFT.pdf

知人2人がノースフェイスのドームテントを持っていたこともあり、その存在は知ってはいたが、今回、その創業者がフラーとの出会い以来様々な企業的取組みをされてきたことを知り感動。

TAO retreat & cafeで一緒にランチをしたAKARI PROJECTの服部亮さんが関わっておられたノースフェイスと人工合成クモ糸繊維の開発をしているバイオベンチャーの構造タンパク質素材の共同開発には驚かされた。

同じアウトドアブランドのPatagoniaの持続可能な地球環境への取り組みは有名。その創業者イヴォン・シュイナードの「パタゴニアン100ヵ条」は大好きで時々講演の中でも話したりするのだが、ノースフェイスの創業者ダグラス・トンプキンズのことも知りたくなった。

最少の表面積で最大の体積を持つのが球体であることは知られているが、この原理を応用して居住空間づくりが実現できることを証明してみせたのが、まさにフラーのジオデシック・ドーム。

球体とプラトン立体との関係性も、生徒達と一緒に楽しみながら探っていきたい。

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