地元に75歳になっても人生を熱く燃えておられる方がいる。
中学時代に数学教室でお世話になった山田大蔵先生。
”大蔵さん”は、「ふれあい教育」というテーマを掲げ、勉強だけでなく、一人ひとりとの人間的交流を大切にされ、キャンプなども一緒に楽しんだ。
40年前、私が母校小国中学校での教育実習で帰省した時も、30年前、故郷小国町にUターンした際も、挨拶に行けばいつも温かく迎え入れてくれ、大いなる励ましを頂いた。
2020年の熊本水害で、災害ボランティア活動を共にした南小国町社協の”新ちゃん”こと佐藤新一郎さんが、今年2月に南小国役場でコラボ講演会を主催してくれたが、彼との出会いも元を辿れば大蔵さんの紹介!
今も、老人会のウォーキング会を主催され、毎月、母がお世話になっている。私もささやかながら交通整理係などで助力。南北小国町を歩きながら、シニアの方々に小国の地理や歴史を教えてもらう地元学的学びの機会を頂いている。
●山田大蔵さんのシニアウォーキング
https://taojuku.xyz/神道の計らい?地元小国の歴史と美味を堪能/
先日は、「富くじ六花園」での花見会で、会食し、ゲームやダンスを楽しみ、私もウクレレを披露させて頂いた。
大蔵さんの、give & give & giveの精神は変わらず、毎月TAO塾で開催される多世代交流「和やか食堂」にも参加してくれ、沢山の「けん玉」を寄付して頂いた。
私が、32年前チャレンジした欧州無銭旅行の際、路上パフォーマンスで小銭を稼がせて頂いた芸の一つが、大蔵さんから伝授して頂いた「けん玉」だった。まさに「芸は身を助く」を味わい、感謝したものだった。
大蔵さんは、今もチャレンジスピリッツを燃やし続けておられる。今月から、長年の念願だったという「おしゃべりサロン」をスタート!
TAO塾の壁に貼られた尊敬する教育者•森信三先生の言葉を見る度、山田大蔵先生もその実践人のお一人だなぁと感じる。
「人間の生き方には何処かすさまじい趣がなくてはならぬ。一点に凝集して、まるで目つぶしでも喰わすような趣がなくてはならぬ。人を教育するよりも、まず自分自身が、この二度とない人生を如何に生きるべきかが先決問題で、教育というのは、いわばそのおこぼれに過ぎない。」(森信三)
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