TAO的パラドックス思考

人生、割り切ることも大事?TAO塾通信最新号

年の瀬が迫り、今年もあとわずかになってきた。
今年最後の仕事は、TAO塾通信の発行と発送。

1994年11月1日TAO塾創立以来、尊敬する教育者•森信三先生の「個人通信を一生出し続けよ」の教えを愚直に実践し、早や28年、今回が68号目。

TAO塾通信2022年冬号。
巻頭言、私が60歳還暦を迎えて思うことについて書いた。

六十歳が還暦というのは、干支(えと)が一周して元に還るのを意味する。

干支とは十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)と十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)の組み合わせ。

つまり、10と12の最小公倍数の60。

1分は60秒、1時間は60分、円周は360度で正三角形の角は60度。円に内接する正六角形の1辺は円の半径と同じであることも、正六角形 の辺と半径で正三角形が6つできることも古代バビロニア人は既に知っていた!相うの術知れ形先き!

60進法は、古代メソポタミア文明にその起源を遡り、シュメール人が考案したと言われる。

60という数字は2、3、5、6、10、12、15、30と、1から100の中で最も多くの約数を持つ数字。色々な数字で割り切ることができて、ものを分配するときにとても便利な神聖な数字と考え、時間の基準として60進法を用いたのだとか。

還暦〜確かに「人生、時には割り切りが大事」と思った年でもあった。(笑)2023年元旦初日の出もまた、シュメール人ゆかり?の押戸石で迎えるとしよう。

TAO塾通信最新号欲しい方は個メール下さい。送ります😊

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