サステナビリティ

企業の中にナウシカの身体知を持つ女性が次々と

昨日の夕方、町営塾の授業を終え、以前リトリートステイに来た女性を小国道の駅でピックアップ。

彼女から数ヶ月前、小国町の林業の取り組みの視察に行きたいと連絡があり、小国町森林組合の参事をしている私の同級生に会って話を聞くといいと勧めた。

森林組合には、名門小国中卓球部でも活躍した組合長ほか、私の妹の同級生の目利きの部長、そして杉材の様々な活用を手掛けているイケてる女性社員などもいて、元氣を発信している!

彼女の働く歴史ある「商船三井」も、山の植林や海のマングローブ再生などで環境への取り組みを進めているが、小国に学ぶ事も多いに違いない。私がここ数年不思議なご縁で出会い愉しいコラボをさせてもらったソフトバンク、ユニリーバ、アステリア、そして商船三井•••今、一部上場企業の中にもナウシカのような時代を変える知性と感性を持つ女性キーパーソンが次々と出現していっているのを感じる♬

彼女とTAO塾で話す中、商船三井の不動産部門の元社長の言葉を聞いて感動した。昭和42年というイケイケの高度成長期ど真ん中で以下のような思いを持っていたとは。この社長もきっと草葉の陰から、身体知のバランスある彼女を応援していることだろうと思いながら、オススメの宿「縁や」さんまで送っていった。

「現今の土木建築は多かれ少なかれ自然の破壊を意味するものと認めざるを得まい。自然保護の要請と矛盾衝突するのが土木建築の宿命と言う結論に一応はなりさうである。宿命だとあきらめるならば、それでは萬物の霊長の自負に値しまい。生きとし生けるものに対する人類の一員としての責任を忘れるべきでない。彼等に対して、知らずして、或いは悲しき人間の短視的欲望に駆られて、既に犯した無責任の罪を償ふ謙虚さがなくてはならない。自然保護だけでなく、その回復に聊かでも貢献し得る様な建築を、建設を、我等は心がけなくてはならないと私は思ふ」(工藤友恵)

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