TAO的パラドックス思考

似て非なるものには要注意

小国郷の民泊を営む仲間達と一緒に安全講習会。
人工呼吸、AEDの実習のほか、ウイルスや有毒植物についての興味深い話を保健所職員、消防士の方々に学ぶ。

激しい嘔吐、下痢の恐ろしい胃腸炎といえばノロウイルスが思い浮かぶが、実は近年それよりも怖いといわれている病原菌がカンピロバクター。
感染後に神経疾患であるギラン・バレー症候群を発症したケースもあるという。

●詳細は内閣府食品安全委員会のHP参照
https://www.fsc.go.jp/sonota/e1_campylo_chudoku_20160205.html

また、食べられる野菜と見間違えて、病院に運ばれたケースの多さにも驚く。

●クワズイモと里芋を間違える 51人
●スイセンとニラを間違える 216人 死亡1人
●イヌサフランとジャガイモ 29人 死亡13人


似て非なるものという事では、次亜塩素酸ナトリウムと次亜塩素酸の違いの理解も大事だ。

次亜塩素酸水は、食品の消毒や物品の除菌などに使われるが、次亜塩素酸ナトリウムとはハイターやカビキラーなどの塩素系殺菌剤の一つで、両者ともにインフルエンザ、ノロウイルスなどに同じような効果があると実証されてはいるが使用法には要注意。

【次亜塩素酸水】は弱酸性で肌と同じpHのため皮膚へのダメージは低い方だが、

【次亜塩素酸ナトリウム】は強アルカリ性で、直接触れると皮膚がとやけどのような状態になり、手の消毒には使用できない。希釈して使用しても、金属に付着すると腐食作用があり、金属をだめにしてしまう。酸性タイプのクリーナーや酢などの酸性製剤が混ざると化学反応が起こり有毒!

政治と自治、政治と政(まつりごと)は本来•••?

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