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俳句はミクロコスモス、七五調は宇宙のリズム

五・七・五の17音からなる世界最短の定型詩~俳句。盆栽に通ずる凝縮美のミクロコスモスの世界。限られた字数の中で、季節の自然情景の描写と心象風景を融合させる日本文化の粋だ。

我が愛するジョン・レノンも雑誌のインタビューの中で「僕が求めているのはシンプル&ストレート。最高の詩は俳句で、最も優れた絵画は禅画だ」と語っている。

「よく見れば ナズナ花咲く 垣根かな」「古池や カワズ飛び込む 水の音」両句とも、かの「奥の細道」の著者で「俳聖」と呼ばれた松尾芭蕉の作品。

仏教学者の鈴木大拙は、芭蕉の句を「宇宙的無意識の直観の産物」と呼ぶ。「宇宙の秩序」に直結し、無意識に発露された禅の作用であると。

俳句、短歌、都々逸、連歌、長唄…五と七の組み合わせはどれもリズミカルで耳に心地いい。古代海洋民族の舟歌の名残だとか、日本語の母胎である「大和言葉」が二音(はる、はな、つき、ゆき等)の単語と三音(こころ、ひかり、いのち、ちから等)の単語を組み合わせたことにあるとも言われている。

五七調がどっしりと安定感があり、荘重で男性的な調べになるのに対し、七五調は流麗、繊細、優美で、女性的な調べになるのも面白い。

鈴木大拙→桜沢如一→久司道夫→マースカニングハム→ジョンケージ→バックミンスターフラー綿々と連なるイケてる道楽人のバイブレーションをもらいながら

さぁ、「講談口上」の稽古を始めよう♬ペンペン

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