島原の「無上草庵」にて、旭芳郎さんとコラボ講演。
旭さんは、浄土真宗の朝晩の勤行や、葬儀などでよく読まれる「正信偈」についての講演。
「正信偈」は、浄土真宗の開祖•親鸞が、釈迦の説いた一切経を圧縮して仏教の真髄をまとめた主著「教行信証」をさらに圧縮して書かれたもの。
浄土真宗では、「正信偈」を拝読することは、一切経七千余巻を拝読するのと同じ功徳があると考えられている。
私も東京時代、僧侶であり、武蔵野女子大学教授でもあった花山勝友先生のユニークなべらんめい調の講演で「親鸞論」を拝聴したことを思い出した。先生は、媚びない•群れない•怯まない生き方を貫いた親鸞の魅力を熱く熱く語られていた。
今回、経営するリサイクルショップに集う様々な人達の人生相談に応じながら、害虫駆除から、災害ボランティアまで、日々汗をかいている旭のアニキが葬式仏教でなく、生きるための智慧•仏教を共に学ぶ学舎を作られたこと〜世俗の中に交じりつつ生きる姿、和光同塵の生き様の象徴に思えた。
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