TAO的パラドックス思考

思わぬ頼まれごと

一年前、思わぬ「頼まれごと」を受けた。
「波多野さん、下北に飛んで来れませんか?」

「えっ、あの本州北の果ての青森の下北半島?」

ワーケーション事業のトライヤル企画とのこと。当日朝まで水上村市房山の原生林でアテンドする仕事などタイトなスケジュールだったので、自分に出来るかなぁと一瞬たじろいだが、「頼まれごとは試されごと」だと、結局引き受け、行くことにした。

行ってみれば、色んな人に喜んでもらえ、様々な出会いと再会、人生初体験や新発見などもあり、前々から行きたいと思っていた縄文の三内丸山遺跡、映画「六ヶ所村ラプソディ」の舞台、三大霊場のあの恐山にも運良く訪問できた。

そして、今月初め、また思わぬ「頼まれごと」を受けた。
「波多野さん、アフリカに行けませんか?」

「えっ、アメリカではなくてアフリカ?」

サハラ砂漠でのリトリートツアーを企画する友人が、同行の先生が行けなくなったので、代役として依頼してきたのだ。

レクチャーに加えてアテンドも出来る人でないとダメだからと、たってのお願い。自分に出来るかなぁ?様々な予定も調整しなくてはならない•••多少大変だったが、結局引き受けることにした。

「自分には出来ないかも?」と思うことでも、相手は「あの人なら出来るだろう」と思うからこそ頼んでくるもの。

自分を信用してくれるからこそ頼んでくれたに違いない。その信頼は見方を変えれば、自分が試されているということ。

父が亡くなった日に我が家に弔問に来てくれた小林正観さんも、こんなことを言っていた。

「人は貴方が出来ると思ってることしか頼みません。貴方に届いた頼み事は貴方が必ず出来ること。頼まれごとを喜びをもってやると自分の使命•天命に繋がるお役目が見えてくる」

さて、アフリカかぁ•••。
期待に応えられるよう色々勉強しなきゃ♬

還暦の超受身的人生は続く•••

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