この世の構造

手で味う大天才の美しい式

支援学校の生徒への授業。プラトン立体をテーマにした連続ワークショップ第4弾!

今回のテーマは「シンプルで美しい式」

前回までに、プラトン立体のうち正四面体、正六面体、正八面体、正二十面体を厚紙で作ってきたが今日は最後の正十二面体の制作。特に色付きの紙は好評!

その後、どんな多面体においても「頂点の数=v」「辺の数=e」「面の数=f」の間にはv – e + f = 2 という式が成り立つという「オイラーの多面体定理」を検証する学習。

その理屈は勿論、名前さえも入っていかない彼らだが、今回4回目で馴染みの出来てきたプラトン立体の全てでこの式が成り立ったのには皆ビックリ♬

不思議〜!手品みたい。つながっている!
なんか気持ちいい〜!すっきりする!等の感想。

人類史上最も多くの論文を書いたと言われる数学者であり、哲学、神学、天文学、数学を通底する普遍なるものを追い続けた大天才オイラーの偉業の一端をほんの少しでも彼らと一緒に”快”を持って味わえて嬉しかった。

手で学ぶ幾何学は面白い。