TAO的パラドックス思考

自分とは正反対の思想に耳を傾けてみる

9月24日(日)17時〜シュタイナー教育•ライヤー奏者で知られる池末みゆき先生の無料コンサートがTAO塾で開催予定。

(要予約taojuku@me.com)

教育に関心のあった私は、学生時代に子安美智子さんの「ミュンヘンの小学生」を呼んでシュタイナー教育に興味を持った。

その後、新大久保でのオイリュトミー教室に参加したり、スペインにガウディの作品群を観に行ったり、阿蘇でバイオダイナミック農法をされている「ぽっこわぱ」を取材したり、シュタイナー学校に子供を入学させた友人から話を聞いたり、イザラ書房の竹本浩子さんと雑誌対談したり•••

大学卒業後、働いていた信州諏訪の学育塾で、堀田俊夫先生と世界の名著のマンツーマン読書会をしていた時、シュタイナーの「いかにして超感覚世界の認識を獲得するか」をテキストにしたこともあった。

今、その本に目を通すと、堀田先生の「聴く姿勢」のあり方を思い出すような言葉を見出せる。

「人の言葉に直ちに反応するな。自分の内なるものを完全に沈黙させる習慣をつける。例えば自分とは正反対の思想に耳を傾けてみる。賛成や反対の心を沈黙させ、表面にはあらわれにくい意識の底の感情の微妙な動きに注意を集中する。傾聴とは自分の意見や感情を完全に排除して聴くこと。これは、こどもなど、何らかの意味で自分より劣ると思う人の発言に耳を傾けるとき、さまざまな種類の優越感や知ったかぶりを抑制する力として現れる。」

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