この世の構造

食エコロジー講座@大分県日田市

先日、辻信一さんと島田由香さんのオンライン対談に飛び入りさせてもらった流れで、講演の締めに辻さんが日本語訳された「ハチドリのひとしずく」を紹介する。

もう何年前になるのだろうか?私が辻さんからこの話を聞いて、まだ小さかった息子達に話すと、彼らはあっという間に暗唱して、よく色んなところで発表していたものだ。何度聞いても、心に響く実践人の心得がそこにある。

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森が燃えていました
森の生きものたちは われ先にと 逃げて いきました
でもクリキンディという名の
ハチドリだけは いったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことをして いったい何になるんだ」
といって笑います
クリキンディはこう答えました

「私は、私にできることをしているだけ」

出典:「ハチドリのひとしずく」 辻 信一監修 光文社刊

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#辻信一 #島田由香