福岡県直方市の「えこわいず」にて講演。今回は全5回の「東洋医哲」連続シリーズの第4回目♬
35年前に哀別した祖母と、最近天に召された恩人についても言及しながら、西洋的アプローチと、東洋的アプローチの歴史的背景と、それらを包越した「複眼思考」について話す。
我が小国町の旧西里小学校にも、「えこわいず」にも、通称フラードームと呼ばれるユニークな建築物が建てられている。
その発案者である希代の天才バックミンスター•フラーは、建築家、数学者であったばかりではなく、洞察深い哲学者であり、かつ瑞々しい感性をもった詩人でもあった。
フラーはこんな言葉を遺している。
「諸々の汚染の中で、最も恐ろしい汚染は消費者の頭の中である。」
身体に溜まった医•食•農の汚染物質の除去と同時に、私達の頭の中に蓄積した硬直した固定観念あるいは腐敗し思考停止した”汚染思考”のデトックスが必要だ。
講演の後、北九州市のアグリゾートで農園を見ながら、先日鎌田東二先生@TAO retreat に宿泊参加した三浦夕実さんとトランジッションセンスのある小村秦秀さんの話を聞く。
その後、小倉城の庭を管理している”左党”の吉岡和弘先輩と庭園を見ながら茶飲み歓談、最後は響灘の幸で”右党”の建築家•川原良一さんと般若湯の乾杯。
阿蘇の山を降り、時々海風にあたるのもいいもんだ😊
様々な見方考え方をする人たちとの忌憚ない会話は、頭に新しい風を吹き込む生命力ある”食”となる。
#えこわいず #フラー #東洋医哲 #波多野毅