次男・遊然（ゆうぜん）の小国中学卒業式。
•••••不合格通知に目を真っ赤にしてうつ伏せになり悔しがる次男！
ホッケーの全国大会で優秀選手に選ばれたものの悩んだ末に選んだ最終決断は高校でなく高専だった。子供の頃から、モノ作りが好きで、メカニズムに興味を持った質問魔。理科の実験が大好きな次男らしいユニークな進路。
しかし、部活を引退した9月からの猛勉強もむなしく1月の推薦入試の結果は不合格。受験直後、重々しい表情で試験会場から出てくる他の生徒達と違って次男は満面ニコニコ顔。面接試験どうだった？と聞くと「いや〜楽しかった！楽しかった！」と笑っていたのに〜その表情は180度暗転した。
人生初めての挫折。自信がへし折られ落胆ぶりが大きかった。果たして立ち直れるか？長男が次男と一緒に泣きながら側で慰める姿が痛々しかった。暫くは落ち込んで勉強もままならない様子。
しかし、いつ心に火が点いたのか、数日後から町の図書館に通う毎日に！そして迎えた本試験。手応えはあったようだが、もう推薦の時のような過剰な自信は消え失せ大口をたたく事もなかった。
合格発表〜緊張したらしいが起死回生のガッツポーズ！校長先生からも「よくぞヘコタレなかった！お前がホッケーで培った気合の逆転だったね」と声をかけられたという。
合格そして卒業おめでとう。でも、これから先の長い人生の旅路、沢山の壁とぶつかり、失敗や挫折も時にするだろう。しかし、それはそれで何か意味があって届けられる必要必然のプレゼント。人間万事塞翁が馬、禍福は糾える縄の如し！
「お父さん、『なせばなる』よりも『なるようになる』の方が面白いね」とお前が言った言葉は実は深い深い真理を包含している金言なのだ！
ケセラセラ！
遊然〜これからも、いつまでも、自然と共に遊んでおくれ！
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