TAO的パラドックス思考

怒涛の日々の中、旅立ちの師に手を合わせる

2023年のゴールデンウィーク。コロナ禍の行動制限がなくなった大型連休に、阿蘇小国郷も沢山の人出で賑わった。

お陰様で、TAO retreat やTAO poccoにも国内外から大勢の人がカフェ、サウナ、宿泊などに来てくれ、時には猫の手も借りたい怒涛の日々を過ごした。

しかし、その間、生前お世話になった二人の先生の訃報にも接した。

5月1日、作家の神渡良平先生逝去。月刊誌に対談記事を連載させてもらっている時にインタビュー記事を書かせてもらったのがご縁。その後、手紙とメールのやり取りは数知れず、熱のこもった神渡人間学をその度に学ばせて頂いた。

安岡正篤、中村天風、森信三、西田天香 坂村真民といった偉人の伝記本など沢山の本を書かれた先生だったが明善高校同窓会に同席させてもらった時に頂いた「人生は天理を知る学校」という言葉が忘れられない。

5月3日、マクロビオティックの創始者桜沢如一の直弟子の斎藤武次先生逝去。ご自宅に息子達と共に宿泊させて頂いたこと、天野朋子先生の料理教室での対談講演、高桑智雄さんらとLIMA会食、そして4年前のGWにご夫婦でTAO retreatに2泊された日のことを思い出す。

TAO塾で「出口王仁三郎」をテーマに対談させて頂いた若杉のおばぁちゃんこと若杉友子さん、拙著「桜沢如一のコトバに学ぶ」で対談させて頂いた兎龍都こと竹内都紀子さんらと、京都の精進料理店「庵」で会食した時にも桜沢に関する資料を持ちきれない程沢山頂き、さらに郵送物も。

我が人生の師匠•学育塾の堀田俊夫先生に「親はあくまで子に資する者」「師匠はあくまで弟子に資する者」と学んだが、まさにこのお二人の先達こそ、そこに求める者、学ぶ者あれば、どこまでも利他的なgive & give & giveの師であった。

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