TAO的パラドックス思考

記憶の扉を開けた空気感

TAO塾の6次産業有機農産加工品を、熊本市の「ピュアリィ」「有機生活」に届け、子ども食堂中間支援NPOを回り、次男の進学の件で大学へ。

ランチを中学時代の卓球のライバルと、一級後輩が経営しているステキなイタ飯屋「LA ZUCCA」でランチを一緒にすることに。

彼のレストランに行くのは9年ぶりだったつもりだが、テーブルに座るとなぜか数年前にも同じテーブルに座ったような気がしてならない•••

あれ?なんだろう?•••
テーブルを触りながら記憶を探ってみる•••

あっ、そうだ!
昨年夏に癌で亡くなった親友と2年前に食事をした!

まさか、あの時のレストランと同じ店•••?

そう言えば、彼にしては、珍しく、マジな話があるのでと会食を誘われ、何事かなぁと少しドキドキしながら行ったことは覚えている•••

しかし店内の記憶が全くない!後輩の経営するお店というのに。親友の真剣な言葉一つ一つに意識が集中していて、目に入らなかったのかなぁ〜

しばし、目を瞑ってみるとトマトソースのガーリックの臭いに意識が向く。しかし、匂いと記憶のプルースト効果というより、テーブルにつき座ったときの空気感というか、気配というか•••皮膚感覚が記憶の扉を開けた感じ。

山尾三省さんが暮らした家(屋久島)や、武者小路実篤の新しき村(宮崎県木城町)を訪ねたときに似た時の感触に似ている。

こんなこともあるのかね〜と、卓球のライバルと後輩の店のオーナーに不思議な感覚をシェア。

#プルースト効果 #山尾三省 #武者小路実篤 #二見孝一 #小西裕敏 #記憶の扉