TAO的パラドックス思考

復旧そして復興へ〜ポコアポコとでくるしこを楽しみながら♬

※2020年8月2日執筆

小国町の林間広場の大駐車場に開設された被災ゴミ集積所。昨日は、土砂災害のあったTAO塾のある地区から出た泥まみれのゴミを軽トラで運ぶ。知り合いの役場職員が汗びっしょりで業者さんとともに頑張っているので冷たいアイスコーヒーを差し入れ。集積所への被災ゴミの搬入は来週からは前もって申請する必要があるとのこと、要注意!

林間広場のホッケー場に目をやると友人知人が沢山。高校生の県大会とのことだが、野球の甲子園予選と同じく非公式の試合らしい。しかし、久しぶりに全力で白球を追う生徒たちと、懸命な声援を送る保護者たちの姿を見て嬉しくなった。ちなみに、小国高校男子は第二高校に8-0で勝利、女子は第二高校・八代清流高校共に0-0の引き分けだったとのこと。

南小国町で最も大きな災害を被った白川温泉地区。「山鳥の森キャンプ場」には、今日も災害ボランティアが入って作業。彼らに話を聞くと、ここでよくキャンプをしていたファンの方達だった。オーナー家族が、「皆さんのお陰で、9月までかかるかと思っていた作業がグーンと進んだ。今週土日をもってとりあえずボランティア受け入れは終える予定」とのこと。

一方、「旅館・華匠庵」の方は、土日はお休みで、来週月曜よりボランティア作業員を極力求む!とのこと。キャンプ場、旅館ともに営業再開までにはまだまだ時間がかかりそう。できる範囲で支援・協力をしていきたいと思う。

県内最大の被災地・県南地区への支援を再開。八代の盟友「次世代のためにがんばろ会」代表のゆかりんこと松浦ゆかりさんより、ゴム手袋のヘルプ!TAO塾に届けられたゴム手袋をかき集め送ることに!TAO塾とTAOリトリートに設置してある生ごみ処理箱「もったいなか箱」は彼女から譲り受けたものだ。「菌ちゃん先生」こと心ある農業者•吉田俊道さんや「水俣学現地研究センター」長をつとめる心ある学者•宮北隆志教授とのコラボも彼女が企画してくれた。

1日中晴天で汗びっしょり。シャワーを浴びた後に、小国の人気レストラン「たらふく」さんで美味しい夕食。ここの息子さんは、のちにテレビドラマ化された「走馬灯株式会社」の著者として知られる菅原敬太さん。TAO塾の北里洋子先生の甥っ子さんでもあり、私が母校小国中学校で教育実習した時にクラスは違ったが同じ学年の生徒。デビュー作のこれ以降も発想が実にユニークで人間の煩悩の深さを鋭く抉る作品を描き続けている。

小国郷のお店元気に営業中です。是非、食べて応援、買って応援、遊んで応援、温泉入って応援、泊まって応援•••よろしくです♬

杖立温泉復旧状況(2020.7.31)

少しずつ復旧から復興へ向けて歩んでおります!これから、声をあげにくい被災農家支援も始めていきます!

ポコアポコ(イタリア語で、少しずつ)と楽しみながら、でくるしこ(熊本弁で、できるだけ)!・・・どちらも、身の丈感があってよか!

今日は、先般の東京都知事選にも出馬した志士がTAO来塾。またまた濃い1日になりそうだ!